【国立】１２歳の男の子の根の治療を行いました

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当院は国立市にある歯医者の「のうが歯科医院」です。

 

今回は１２歳の男の子が、左下の奥歯が腫れている。痛みはないとのことで来院されました。
診察すると左下第一大臼歯の頬側の歯肉が腫れていて排膿（膿が出ている）している状態でした。
レントゲン撮影すると根の周りに大きな黒い影があり、かなり病巣が大きかったためCT撮影をして三次元的に病巣の大きさ。根の数や方向を確認しました。状態を説明させていただき、まずは根の治療を行い病巣が大きいので定期的にレントゲンにて状態を確認し、場合によっては外科的な対応が必要かもしれないとお話ししました。

初回の治療ではまず、隔壁といって歯の周りを材料で補強し、ラバーダム（ゴムのマスク）をし根管治療を開始しました。
根の中からうみが出てくる状態でした。
数回根の治療を行い、根の中が綺麗になり歯肉の腫れもなくなった状態で、仮のお薬を入れ１ヶ月経過観察しました。

１ヶ月のレントゲン、CTにて術前と比較すると骨の再生が認められたため最終的なお薬を入れました。
状態は安定しており、後ろの歯がしっかり生えたら最終的な被せ物を行っていく予定です。

若いので再生能力が旺盛で予想より早く骨ができてくれました。
今後も治療続きますが頑張っていきましょう。